2018年7月、倉下忠憲さんによる著書「Scrapbox情報整理術」が発売されたことを記念し、8月某日Scrapbox Drinkupのスペシャル版が開催されました。
Scrapbox Drinkupは、Nota Inc.が主催するScrapboxユーザーのためのイベント。ScrapboxユーザーやScrapboxに興味を持つ人と開発者や有識者がカジュアルに情報交換することを目的として月1程度で行われています。
今回のイベント当日は約30人のユーザーが会場に集合。
登壇者は倉下さんに加え、パネルディスカッションからはスペシャルゲストとして「マンガでわかるScrapbox」の湊川あい先生にもご参加いただきました!
そして、Nota Inc.からはCEOの洛西一周と、モデレーターとしてエバンジェリストの長沢智治が参加。
ドリンクとスペシャルなケータリングが振舞われる中、4人によるパネルセッションでは、Scrapboxの使い道や魅力について、物書きやクリエイター、企業コンサルや開発者といったさまざまな視点から熱い意見が交わされました。
ゲスト登壇者プロフィール
倉下忠憲
京都在住の文筆家で『Scrapbox情報整理術』の著者。
2010年に『Evernote「超」仕事術』で著者デビューを果たし、その後『Facebook×Twitterで実践するセルフブランディング 』、『クラウド時代のハイブリッド手帳術』といった数々の著書を出版。ビジネス書の執筆や有料メルマガの運営、セミナー講師、ブログ『R-style』の運営など、幅広く活躍している。
湊川あい
『マンガでわかるScrapbox』著者。Webデザイナーや漫画家、技術書の執筆家など、多彩な才能を活かしてマルチに活動中。
Scrapboxで本を書いて気づいたこと。「Scrapbox情報整理術」制作秘話
4人のパネルディスカッションの前に、倉下さんが今回の著書「Scrapbox情報整理術」の制作段階での裏話をお話くださいました。
本書の制作を進めるにあたり、倉下さんは「Scrapboxの本を書くのだから…」と使命感にも似た思いに動かされ、執筆に使ったのはScrapbox。
編集者さんと共有のプライベートプロジェクトを立ち上げ、最初にインデックスページを作ってから「1–1」「1–2」とパーツごとに分けて書いていったそうです。
日頃からScrapboxを愛用している倉下さんですが、原稿を執筆しながら改めて以下のようなことに気づいたのだそう。
倉下
名言連発のハイレベルな大喜利?Scrapboxの魅力とは
倉下さんの出版裏話に続いてはパネルディスカッション。
「このディスカッションで初めてScrapboxを使う人に『こういうものだから使ってみな?』と30秒くらいで簡潔に説明できるものが見出だせればと…」
そんなモデレーター長沢の投げかけをきっかけに、各々が持論を展開。専門分野の視点で多様な意見が交わされ、見事な名言に会場がざわめく場面もありました。
倉下
湊川
長沢
多様な使い方ができるScrapbox。共通項は“楽”
倉下さんは、今回出版した著書の中でScrapboxを「知のコラボレーションツール」と表現しました。さまざまな使い方ができるこのソフトを一言で言い表すには苦労したようですが、倉下さんはScrapboxに“楽”という一つの共通したキーワードを感じているようです。
そこで、4人それぞれが感じるScrapboxの“楽”について、話題が移っていきました。
倉下
湊川
長沢
洛西
白熱したパネルセッションの後は、和やかな空気の中懇親会が行われ、今回のScrapbox Drinkup「Scrapbox情報整理術」出版記念スペシャルは幕を閉じました。
最後に、今回生まれた名言をもう一度振り返ってみましょう。
Scrapboxとは
4名の登壇者のさまざまな立場から、Scrapboxの新たな一面を発見できた有意義なひと時となりました!
Scrapboxについて
企画書、社内マニュアル、議事録など、チームに必要なドキュメントを共同で瞬時に作成できます。ドキュメント同士を関連性を元に自動で繋げ合い、何千、何万ものドキュメントを管理する苦労から解放してくれることが特徴です。